おっさんはモノづくりが好きである。
プラモデルから2×4まで、割と何でも作るのが好きなのだ。
ぶっちゃけPCも自作だしね!
今回はIt’s my knifeという、FEDECAさんの自作ナイフを作ってみたよ!
…うん (´・ω・`) ナイフとかおめぇ ヤベー奴か?って思われる方もおられるでしょう。
でもね、おっさんもキャンプとか行くわけですが、やっぱり刃物って必須なわけです。
薪割りとかフェザースティックとか、そもそも料理に必要だしね。
そんでもって、雰囲気を楽しみにキャンプ行ってるのに、道具が鞘付きの樹脂チックなペティナイフだと味気ないわけですよ。
(´-ω-`)う~む なんかいいモンないかなーと思っていたら、出てきたのはこのフレーズ。
「削るはたのしい。」自作ナイフのこの標語にズキューンと来たね(。-`ω´-)
作りたかったのはこの折畳式料理ナイフ…なんだけど、そもそもここまでガチに木を削る道具って持ってなかったおっさんは、同時にIt’s my knife Craftという削るための自作ナイフも買ったったぜ!
又、このナイフも凄い切れるし、正直カッコイイ。
まあ、これまで語っちゃうと長くなるので、早速折畳式料理ナイフ作って行くぜ!
買ったのは料理ナイフとクラフトナイフ、そしてクルミオイル(仕上げに使う)の計3点
ぶっちゃけ、この紙に包まれた商品が届いた時点で既にテンションMaxで、梱包状態で既にカッコイイって感じよ。
中身はこんな感じ
ハンドル部分の木と刃にそれぞれ固定するためのビスとワッシャーですな。
まあ、部品数は多くないので、作成自体は全く難しくない。
問題は、ハンドル部分の切削である。
この商品のコンセプトは、そもそも”削って塗ってデコって”自分だけのナイフを作ろうぜ!っというヤツだ。
そこに引かれた以上、先ずはサクッとCraftナイフを素で作成だけして、折畳料理ナイフの切削に移る。
完成系がこちら
…いやいや削る前と比較しろって? (`・ω・´) 削るの楽しすぎてわすれてたZE!
実は縁のラインを只管削ってたんだけど、正直それだけだとオリジナリティが無いと、おっさんのわがままが発動して、がっつり削ること決定。
何処を削るかというと、写真のとおり、中指が当たる真ん中を窪むくらい削ったのである。
これは当たりだった。
これは人それぞれというヤツで、なかなか勧めにくい部分なのだが、おっさんにとっては、中指が窪みに嵌って完全に支点として固定される形はウルトラベストフィットだった。
実はここまで削るのに、3週間くらい掛かった。
大まかな形は出来ても、最後にヤスリを掛けて表面を馴らすのが結構キツイ
そこで、おっさん邪道に走る
サンダー使っちゃった(^Д^)
電動工具スゲーな…本来はささくれた木版とかの表面をキレイに馴らす道具なんだが、無理やり木のハンドルに当てたら、あっという間に馴れるというか削れた。
…実はサンダーだけで形成から仕上げまで全部イケたんじゃね?
( ̄ω ̄;)だめだ考えるんじゃない
と、まあ削れたは削れたので仕上げに入る。
使うのはこちら、クルミオイル
要はコーティングである。
そのままだと汚れやすく、水で腐ったり乾燥しすぎて割れたりと、木って結構繊細な物だ。
それを、油で守ってあげるというのが仕上げのオイルコーティングだ。
実はクルミオイルでなくても他で代用出来たりするらしいが、よく見るサラダ油とか、オリーブオイルって、べとつくとのこと。
クルミオイルが使われるのは、サラっとしていて漬け込んでもべとべとにならないという利点があるからなのだ。
おっさんはこうやって30枚100円で売っている保存袋にハンドルとオイルを入れて文字通り漬け込んだ。
完成系がこちら
やはり、オイルを塗ると全然違う色になる。
クルミオイルだと、こうやって薄めのオレンジブラウンというか、よく見る濃い色の木って感じになるのだ。
…不格好で欲しくないとか言わんでくれ…写真が上手く撮れないんや
実物はメチャクチャカッコイイのでかなりお気に入りである。
このハンドルの形も自分にジャストフィットなので、使い心地もバツグン!
そもそも箱出しの時点でかなり切れる刃がついているので、不満は全く無し!
切れなくったら研げばいいのは、鋼の良いところだと思う。ステンレスじゃそうはいかない。(おっさんもステンレス刃を研いだことがあるが、全然研げないというか削れないのだ)
ただ1点だけ不満があるのは、これ刃が固定できないので、刃の収納防止用の部分を、常に抑えている必要があるのだ。
これはハンドルとハンドルを固定するビスをきつく締めれば、それだけ刃が動かなくなるので、ある程度対策は出来る。
出来るのだが…もし今後バージョンアップ版が出るのであれば、個人的には刃のロック機能を取り入れたバージョンも期待したいところである。
今回のキットはIt’s my knife foldingのstandardというモデルだが、すでに縁を削ってあって、直ぐにある程度使える形になるEASYというモデルもある。
どっちが良いかは好みだろう。形はシンプルで、塗装やデコレーションで自分を表現するというのも良いかもしれない。
キャンプ用に味のあるナイフが欲しいというところから始まったナイフ自作だが、非常に満足のいく結果だった。
削るはたのしい。
まさにこのフレーズに偽りなし。
久々に楽しいモノづくりだった。
この自作ナイフももっと手を入れていきたい箇所がある。
おっさん満足!自作に勝る愛着なし! 皆も道具手作りしてみようぜ。
駄文失礼。
では次の記事まで、バイバイ!
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